同じ間取り、同じ家賃なのに、決まる部屋と決まらない部屋があります。差を生んでいるのは、たいてい内見時の「印象」です。プロのホームステージング業者に頼むと数万〜十数万円かかりますが、ポイントを押さえれば自分でも同じ効果の大半は出せます。この記事では、当社が空き家の再生や賃貸募集で実際に行っている、費用をかけない演出の方法を紹介します。
演出1:徹底的な清掃と「におい」の除去
最初の3秒で決まるのは、明るさとにおいです。前の入居者の生活臭、閉め切りによるカビ臭は、内見者が意識する前に評価を下げます。清掃は水回り→窓→床の順で、内見前日には換気を。においが残る場合は、消臭ではなく原因(排水口、エアコン内部、押入れ)を取り除いてください。
演出2:明かりを「電球色」にそろえる
空室の照明は、白っぽい昼光色のままになっていることが多く、部屋が冷たく見えます。内見用に電球色の照明に替えるだけで、印象は大きく変わります。さらに、日当たりの弱い部屋の隅や廊下、浴室など「暗さが欠点に見える場所」には、火を使わないLEDキャンドルを置くと、写真でも内見でも温かみが出ます。
当社では、内見と物件撮影用にJUREMIのLEDキャンドルライト(24個セット)を使っています。電池式で配線が要らず、無人の空室に置いたままでも安全です。Amazonで見る →
演出3:視線の「抜け」をつくる
家具は最小限に。玄関から入って正面の窓まで視線が通ると、実際より広く感じます。置くなら、小さなテーブルと椅子1脚、観葉植物1鉢程度で十分です。カーテンは開け、レースだけにしておきます。
演出4:生活感をゼロにする
前の入居者の残置物、募集看板の束、清掃道具は内見前に必ず片付けます。トイレの便座は閉め、収納の扉は少し開けて中が空であることを見せると、収納力が伝わります。
演出5:写真の質を上げる
内見に来てもらう前に、募集写真で選ばれる必要があります。晴れた日の日中、照明をすべて点け、部屋の角から広角で撮る。この基本に加えて、撮る前にレンズを拭くことを忘れないでください。スマホのレンズは皮脂で曇っていることが多く、それだけで写真がぼんやりします。
撮影用にマイクロファイバーのクリーニングクロスを1枚、内見バッグに入れておくと、レンズも窓も鏡もその場で拭けます。Amazonで見る →
費用の目安
| 道具 | 目安 |
|---|---|
| 電球色の電球(数か所分) | 数百円〜2,000円程度 |
| LEDキャンドル24個セット | 2,000円前後 |
| クリーニングクロス | 1,000円前後 |
| 観葉植物(フェイク可) | 1,000〜3,000円 |
合計しても数千円です。空室が1か月早く決まれば、家賃1か月分で何倍にもなって返ってきます。
正直な注意点
演出で隠せるのは「印象」だけです。雨漏り、設備の故障、極端な日当たりの悪さは、演出では埋まりません。演出を頑張っても決まらない場合は、家賃や条件(初期費用・ペット可)の見直しに進んでください。順番は家賃の決め方と募集の手順で解説しています。
まとめ
清掃とにおい、電球色の明かり、視線の抜け、生活感ゼロ、写真の質。この5つを内見前に整えるだけで、業者に頼まなくても部屋の印象は変わります。道具は数千円、効果は家賃1か月分以上です。
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この記事の執筆・監修
株式会社ユナイテッドコーポレーション(代表:栂 淳也)|宅地建物取引業 大阪府知事(4)第54181号|大阪で創業20年。不動産の売買・買取、空き家・ボロ戸建の再生を手がけるほか、オリジナルブランドJUREMIの物販とiOSアプリ開発を自社で運営しています。会社概要/代表挨拶
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