ワンルームマンション投資のリスクは、毎月の収支だけではありません。建物全体の修繕積立金が不足していると、ある日突然「一時金の徴収」や「積立金の大幅値上げ」という形で負担が降ってきます。本記事では、見落とされがちなこのリスクと確認方法を解説します。
なぜ修繕積立金は不足しがちなのか
新築時の積立金は、販売をしやすくするために低めに設定されていることが少なくありません。しかし建物は年数とともに大規模修繕(外壁・防水・配管など)が必要になり、当初の積立だけでは足りなくなります。結果として、後から値上げや一時金が発生するのです。
不足が表面化するとどうなるか
- 毎月の修繕積立金が段階的に値上げされ、収支が悪化する
- 大規模修繕の際に数十万円規模の一時金を求められる
- 積立不足の物件は、売却時に買い手から敬遠される
契約前に確認すべきポイント
- 長期修繕計画の有無と、計画に対する積立の充足状況
- 修繕積立金の過去の値上げ履歴と、今後の値上げ予定
- 管理組合の総会議事録・修繕積立金の残高
- 管理会社まかせになっていないか、管理組合が機能しているか
区分マンションは「自分の部屋」だけでなく「建物全体」を共有しています。建物の財布の中身を確認せずに買うのは、見えない負債を一緒に引き受けるようなもの。重要事項説明の数字を必ずチェックしましょう。
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